インターネット上にある断片化された情報を切り取って、リブログする。 主にソフトウェア、Ubuntu関連、CPUなど気になったニュース、また、日々の面白い出来事やニュースもリブログします。
2018年12月24日月曜日
悩みどころ逃げどころ
本のタイトルからしてなんだかシリアスな感じがするけど、
プロゲーマ梅原氏と社会はブロガーちきりん氏の対談本です。
梅原氏はプロゲーマ―であるとともに世界一になったこともあるが、高卒でバイト先でも偏見を持たれ、低学歴であることによる学歴社会による格差を感じていたのに対し、
高学歴で順風満帆で社会に出たちきりん氏。
二人は全く混ざり合うことない世界で人生を歩み、考え方も180度異なる視点でずっと交じり合わない対談が進んでいくのだけど意外とこれが面白いw
学校教育制度についても全く正反対の成績表だったりするけど、意外に共通点があって
「型にハマりたくない。」
二人はここで初めて意見が一致することになる。
この「型」というところにツボったw
なんでかというと、プログラミングにおいてType「型」は基本要素であり、
システム設計する上でオブジェクト指向で考えていくと必ず出現するのがクラス定義
つまり型である。
型にハマりたくない・・・自分の人生なんだから自ら決めた道を進むんだ!って意志はまさに
松本零士の銀河鉄道999の哲郎と一緒の考えで、やっぱそこに行きつくんだろうなーって個人的に思ってつぼってた。
というのも終点は機械の惑星で、そこで人間は機械の部品にされ
機械の惑星の一部になって一生を遂げるというストーリーはまさに
学校教育の時に刷り込まれたワード、
大企業に入って定年まで安泰した仕事をして定年後も安泰
という昔ならありかもしれないけど、今はそんな世の中ではないよと
昔ならアニメで教えてくれたのを今ではインターネット、
今回では本を通して教えてくれている事が非常に良いなと思った。
ちなみに最後まで話は噛み合わずに終わるけど、意外に楽しめました。
でも対談だし、対極の関係である二人の話なので共感しない部分や
考え方にクセが強く出ていてなじめない人もいると思いますが、
学校教育で思考停止してしまった「なぜ」や「どうして」といった
考える力について改めて考えさせてくれる本なので一読してみるのもよいかもしれないです。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿