アメリカの田舎に小さな家具屋があり、そこで作ってる木の机がすごく評判で飛ぶように売れてたお店の話。
そこのお店は1点づつ手作り生産のため、1日で作れる数に限りがあります。
それにもかかわらずお客さんは絶えず来たのです。
ある日、その人気の机を買いに来た客がこういいました。
客「人気の机売ってくれないか?」
店「もう売り切れだよ」
客「遠くから来たんだ、今日中に欲しいんだ。売ってくれ」
あまりにもわがままな客に店長は怒り爆発。
客に向かってノコギリと木材を渡し、
「DO IT YOURSELF!」(自身でやれ)
といって言いました。
お店側の対応にびっくりした客でしたが、
ほんとうに今日中に机が欲しかったのでしょうか、もしくは作ってみるというのに興味が湧いたのか
自分の手で机を作り、自分の思ってたピッタリの机を手にして満足そうに帰りました。
このお客さんはおしゃべりな人だったため、話があれよあれよと口コミが広がっていきます。
今ではこのお店は超人気店。
完成品を求める客もいれば、ワークショップをしにやってくるお客さんも定着したそうな。
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※創作です。