RaspberryPi3上で動いてるWindows10IoTの起動画面 |
Windows10IoTのメリットは?
Win10IoTが出た当初はWindowsサービスをいじったり手間のかかるもので、
環境構築でこんな手間必要?
って思うくらい最初のビルドを行うだけで数十分かかるものでした。
そういったこともあってすべての機能が解放されてるRaspbianを使う方が一般的でした。
2017年Creators UpdateでWindows10IOTもバージョンアップされたようです。
音声認識のCortanaに対応したようなので、「Ok Google」や「Amazon Echo」のような事が自分で作れるようになるみたいで、
これだけでご飯3杯いけるくらい期待値大です。
使うメリットが出てきました。(音声認識を使うにはオンライン環境が必須)
環境構築
Step1.Windows10IOTイメージをSDカードに入れる
にアクセスします。
Windows10IOTダッシュボードをダウンロードして実行します。
どのSDカードにインストールにしますかと聞かれるのでインストールするドライブを選択してボタンを押すと、イメージのダウンロードからインストールまで自動でやってくれます。
今回使うテスト環境は、
RaspberryPi3とラズパイ専用7インチパネルを使いました。
キーボードは静音のものを使っています。
時々家で飼ってる猫が膝で寝てくるのですが、タイプ音がうるさいらしくフニャーって怒られるので、マウスも静音を使ってます。
キーボードは静音のものを使っています。
時々家で飼ってる猫が膝で寝てくるのですが、タイプ音がうるさいらしくフニャーって怒られるので、マウスも静音を使ってます。
Step2.最初のセットアップを行う
出来上がったSDカードをRaspberryPi3に入れて実行します。
Windows10をインストールした時のように、最初にネットワークの設定やMSアカウントの入力などが求められます。
無線LANの設定もできるので、USBキーボードを繋げて設定します。
まだまだ開発途上のようで
日本語と英語が混ざっていたり、
時計が日本時間(GMT+9)に設定できなかったり、
キーボード配列がUSだったりしますが
気にせず進めてください。
日本語・英語表記は治るまで待ちます。
唯一キーボードの設定は後で変更できます。
時計設定は、コマンドラインを開いて
・タイムゾーンの確認
tzutil /g
・タイムゾーンを日本時間にする
tzutil /s "Tokyo Standard Time"
・タイムゾーン一覧表示
tzutil /l
で行います。
過去にこういう不具合を報告した事があるんですが、個人の意見なんてミジンコ以下で全く取り合ってくれなかったです。
なので、
治るまで待つより使い物になるまで無視
できないものはできないんだって気持ちが大切です。
Step3. HelloWorld
チュートリアルにボタンを押すだけで遊べるアプリがいくつかあるので、それでテストできます。
Step4.VisualStudioで新規プロジェクトを作って実行する
UWPなら何でも良いみたいなので、今回は
クロスプラットフォームアプリ(Xamarin.Formsまたはネイティブ)
を選びました。
新規作成するとUWP、Android、iOSのサブプロジェクトが次々と作ってくれます。
UWPに関しては恒例のライブラリエラーが出るので、
プロジェクトが開いたらまずは
ファイル→すべて保存
その次に
Nugetのパッケージ管理→すべて更新
新規プロジェクトした後に必ず行うおまじないです。
更新が終わったらいよいよ実行します。
ビルド設定で
AnyCPU→ARMに変更
Device→リモートコンピュータを選択して接続するデバイスを設定
を行い、
リモートコンピュータボタンを押すとRaspberryPi3環境にイメージが転送されます。
UWPで毎回思うんですが、
最小サイズが20MBあるんです。
デバッグ開始まで
無線LANの場合は約30秒
優先LANの場合は約20秒
くらいかかりますが、
しばらくするとXamarinアイコンのスプレッド画面が表示された後にアプリが起動します。
まとめ
UWPアプリなら何でも動くようです。
Xamarinが動くんだからAndroidの組込みにも対応できそう。
デバッグはPCで行って、実機は簡単な動作確認で済むようなテスト計画はあらかじめに決定しとくと楽かも。
今回のCreators updateで使える所まで来てるが、時計設定はどうにかならないかな。。
あと再起動ボタンは地雷ボタンです。
参考URL
続き
[UWP]RaspberryPi3にインストールしたWin10IoT Coreのスタートアップを変える
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