2009年10月3日土曜日

現在のCPU事情

 ネットブックが登場して有名になったAtomであるが、どうしてあんなに安く出来るのかというと、現在主流である1クロック辺り複数命令実行できてパイプライン化によって高クロック化が可能なアウトオーダー方式をやめて、非常にシンプルなインオーダー方式を採用した点である。インオーダー方式はアウトオーダー方式より効率的に処理は出来ないが、ダイサイズが小さく出来るので1個単価安くでき、実はこういったCPUは組み込み向けプロセッサでは珍しいことではない。今までのIntelの歴史を読み返してみると、アウトオーダー方式の究極を目指したCPUが、Pentium4にあたる。高クロック、高パイプライン化を惜しみなく設計に取り入れたものであり、スペック的には申し分が無い。また、ハイパースレッディングも高パイプラインのデメリットを補う形で導入された点もみれば、決して悪いCPUではなかったはず。だがプログラム的には分岐命令がメインなので、高パイプライン化は逆にマイナスになったのである。
 アップル貝殻ノートブックが出た当時のCPU PowerPC603eは現在のCPU事情と非常に似ている。このCPUはTDPが非常に小さくダイサイズも小さいため、サーバ用途には4CPUが既に登場していた。それと平行にPower5の登場で当時SSE命令追加が主流だったのでマルチメディア命令を搭載したモデルが登場した過去がある。現在はこのSSE命令の代わりに、CPU+GPUという新たな形で時代を追って来ているのかなと思えてくる。そうなると今あるSSE命令は命令プリセットという形だけ残って内部処理はGPUになっていくのかな、、
AMDは今後そういったCPUをラインアップしてきているので、Intelも追従していくのだろうけど、AMDとATI、IntelとNVidia、こういった囲みの陣営が考えられるがIntelはNVidiaのコアを乗っける事が出来ない点は非常に不利に感じる。今後この辺りはどう進化しくのかが面白い。
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Androider